赤ちゃんの可能性は無限大!そんな大事な0~1歳児の時期に、何か習い事をさせたほうがよいか悩みませんか?
ママ友との会話の中でも、幼児教室の「七田式」と「EQWEL(イクウェル)」というワードがよく出てきたので気になっていました。
七田式は知っていましたが、EQWELというのもあるんですね~。
とりあえず両方とも見てみたいな。
ということで、生後6ヶ月のベビーを連れて体験教室に行ってみました!
今回は、EQWELと七田式の体験教室に参加した感想とレポートをお届けしたいと思います。
EQWELと七田式の違いは?
幼児教室として知名度の高い「七田式」と「EQWEL(イクウェル)」は、どちらも元々は同じ「七田チャイルドアカデミー」というグループだったそうです。
2018年の創業30周年の際、七田式の創業者・七田眞さんの息子である七田厚さんが新たにリブランディングしたのが今の「七田式教室」、その時に分裂したのが「EQWELチャイルドアカデミー」なのだとか。
そのため、どちらもプログラムの方針自体はほとんど同じのようです。ただし、元々の七田式の教材はEQWELでは使えなくなってしまったので、EQWELでは独自の教材を開発して使っています。
EQWELの教室体験レポート
まずは、EQWELの体験レポートです!
事前予約
EQWELの体験教室は、家の近くの教室を探して公式サイトから申込を行いました。後日教室から直接メールが入り、メール上で日程調整という流れでした。
事前に教室から郵送物があり、パンフレットとひらがな表が送られてきました!
体験レッスンの内容
当日、開始10分前に教室に行くとまだ前のレッスン中だったので、体験申込フォームに記入をして受付で待機しました。先生はお一人のみで感じの良い方でしたが、レッスン中に受付に人が誰もいないのが少し気になりました。前のレッスンがちょうど同じ月齢の子だったようで、2組の親子が出てきました。
体験教室の時間は約50分間。少し不足があるかもしれませんが、体験教室で行ったのはこのような内容でした!(マーカーを引いているものについては追記しています)
- こんにちはの歌
- ベビーマッサージ(手の指)
- カレンダー(31日・曜日・月名称)
- どっちかな遊び
- シール貼り
- カラーペグ掴み
- フラッシュカード各種(10種ほど)
- 季節の童謡
- さようならの歌
月名称
月名称は、「卯月・如月・弥生・・・」といった月の旧名称を読んでいくというもの。始めから随分難しい題材を使うんだな~と思いました。このほかも、レッスンを通じて日本古来のものや子供の頃に触れた郷愁感のある単語がよく出てきたような印象がありました。
どっちかな遊び
これは、赤と黄の玉を手のひらの中に入れて、左右のどちらに赤い玉が入っているかをベビーに選んでもらうというもの。ベビーに誘導すると、手を伸ばして選んでくれたのでびっくり!さらに、それが正解だったのでとてもびっくり!この遊びで私はテンションが上がりました(笑)
私のベビー、予知能力がある!?と一瞬思いましたが、完全に親バカですね。
カラーペグ掴み
これは、穴が開いた木の板にカラーペグ(円柱型の木の棒)を入れたり抜いたりするというもの。入れるのは難しいので親が見本を見せ、ベビーには掴んで抜いてもらいました。これも、意外と器用に手のひらで掴んでくれたのでびっくりしました。
フラッシュカード各種
七田式系の幼児教室といえば、のフラッシュカード。かなり種類があり、20枚くらいの組を10種類くらいはやったような気がします。ベビーはじっと見ていたりぐずってそっぽを向いたり(笑)。初めて見たのですが、結構早いスピードでやるんですね。「ドッツ」と呼ばれるドットの数がだんだん増えていくカードは算数が得意になりそうで良いな~と思いました。
季節の童謡
最後に季節の童謡で「どんぐりころころ」を歌いました。童謡は家でも結構歌っていたので、これはあまり特別性は感じませんでした。童謡以外もそうですが、音源はポータブルのものを使っているのであまり音質が良いとは言えず、少し残念でした。
入室の案内
体験レッスン後、入室についての案内がありました。
幼児コース(0・1歳児クラス)の費用
私が体験に行った教室では、入室金が22,000円(→期間限定で無料)、幼児コース(0・1歳児クラス)の費用は19,140円/月(50分・年間43回)でした。これにプラスして必要教材(9,295円)の購入がありました。
体験教室に参加した感想
後半は眠くてぐずってしまいましたが、普段と違う環境で楽しそうにしてくれていたのは良かったです。どっちかな遊びやペグ掴みなど、思ってもいなかったことがベビーに出来ると分かったのは嬉しい驚きでした!お昼寝時ということもありましたが、いつもと違う刺激に疲れたのか、教室終了後に授乳するとコロッと寝てくれました。
一方で、先生がお一人で回していたのでやや性急な印象を受けました。進め方も、手早く声を張り上げながらという感じで、先生の質という点では家で自分でやるのと大差ないかなという印象でした。
金額については、幼児コースは親が一緒に手を動かしたり話したりするものが多いので、それで1回あたり約5千円は高いな~と思ってしまいました。
一緒に楽しめると言えば聞こえは良いですが、半分くらいは自分がレッスンをやっている気分だったので(笑)
ちなみに、EQWELのフラッシュカードなどの教材は教室に入らないと購入ができないそうです。
七田式の教室体験レポート
続いて、七田教室の体験レポートです。
事前予約
七田式の体験教室もEQWEL同様、家の近くの教室を探して公式サイトから申込を行いました。後日教室から直接メールが入り、メール上で日程調整を行いました。
体験レッスンの内容
教室へ入ると、スタッフの方3名ほどが笑顔で出迎えてくださりました。教室によっても異なるかもしれませんが、私が行った教室では先生と事務が別の方でした。
体験教室の時間はこちらも約50分間だったかな。体験教室で行ったのはこのような内容でした!(マーカーを引いているものについては追記しています)
- こんにちはのご挨拶
- 日付と名前読み
- ぬいぐるみとご挨拶
- フラッシュカード各種(5種ほど)
- 英会話カードの倍速再生
- 穴の開いた丸三角四角を木の棒に通す
- プラスチックのカラーグラス数え
- 木の立方体とひよこちゃん当て
- 木のパズルはめ
- 犬のぬいぐるみ
- 10玉そろばん遊び
- 終わりのご挨拶
ぬいぐるみとご挨拶
この日はお昼寝後の午後の時間だったので元々コンディションが良かったのですが、ベビーはごきげんで、特にぬいぐるみ(ハムスターのパペット)を見るとにっこにこで楽しそうにしていました。
ちなみに、月名称は幼児教室ではスタンダードな題材のようです。笑
英会話カードの倍速再生
英語の題材は七田式でのみ体験しました。フラッシュカードの一種で、絵と対応する英会話のフレーズが倍速再生で次々と再生されるもの。リスニングは得意なほうなのですが、それでも聞き取れないくらいの速さでした。ベビーは聞き取れるのだろうかと思いつつ、この速さに耳が慣れたら将来楽そうだなと思いました。
各種手遊び
穴の開いた丸三角四角を木の棒に通す・プラスチックのカラーグラス数え・木の立方体とひよこちゃん当てなどの手遊びをやりました(そのまんまの名前ですみません…)。どれも握りやすいサイズがベビーをそそるのか、どのおもちゃにも興味津々でした。気に入ってなかなか先生に返してくれないものも。
先生が小さなひよこちゃんをぴょこぴょこ動かして布でサッと覆い隠すのをベビーが凝視しているのが可愛かった!
10玉そろばん
こちらは紐に10個の玉が通っている簡易そろばん。生後6ヶ月ではまだ数は数えられないですが、ベビーは木の玉を机にバンバン叩きつけて楽しそうに遊んでいました(笑)
入室の案内
体験レッスン後に事務の方から入室についての案内がありました。説明はあっさりしていて、お家で検討してくださいね、という感じでした。
幼児コースの費用
私が体験に行った教室では、入室金が11,000円、幼児コース(1歳[10月]~3歳まで)の費用は21,615円/月(50分・年間43回)でした。これにプラスして必須教材(13,465円程度)の購入がありました。
入室すると、七田式オフィシャルストアで使える12,000円クーポンがもらえるキャンペーンも期間限定で行っていました。
体験教室に参加した感想
何より先生やスタッフの方皆さんがとても穏やかで優しく、子どもの教育に関わるプロの方という印象を受けました。体験教室で扱う題材はEQWELと似ている部分が多かったのですが、七田式では徹底して「先生対ベビー」という感じで進んだので、親の私が何もコメントや口を出さなくても成立する雰囲気があり、先生にお任せできる印象を受けました。
この先生にやってもらえるならベビーに良い影響がありそう…!と感じた先生でした。
また、教材も大人でも気になってしまうような作りの良さがあり、実際にベビーも食いつきがかなり良かったです。スタッフも役割別に複数いるなど、全体的に教室としての質の高さを感じました。
ただ、今回行ったのが恐らく東京の中でもトップを争う教育熱の高い地域の教室だったので、選りすぐりの先生と体制だった可能性はありそうです。七田式は教室によってもやり方が違うみたいなので、あくまでもご参考程度に。
七田式の教材は一部を除いて、オンラインストアでも購入可能となっていました。
おわりに
今回、EQWELと七田式教室の体験教室に参加してみました。
EQWELと七田式教室は内容や方針がほとんど同じだと言われていますが、体験教室に行ってみてかなりの印象の差を感じました。
お教室ものは教室や先生によって大きく異なるので一概には言えませんが、私が体験した中では圧倒的に七田式教室のほうが質が高く、お金を出す価値があると感じました。
ただ、七田式教室は家から少し遠いんですよね…。
あとそもそも幼児教室って地味に高い。
というわけで、七田式教室の教材はオンラインストアでも購入できるので、今回は入室を見送り、我が家はまずは家で七田式の教材をやることにしました!(笑)
幼児教室がどういうものかというのが分かったので、ベビーがもう少し大きくなってから検討したいと思います。
幼児教室を悩んでいる方に、こちらの記事が参考になりましたら幸いです。