ワンオペ育児の救世主!産後ドゥーラ利用体験談☆

doula

産後ドゥーラ」を知っていますか?

日本ではまだ一般的ではないかもしれませんが、産前産後、主に産褥期のママをサポートしてくれる心強い方々のことで、海外ではメジャーな存在なのだそう。

私も第一子出産の時は「区役所でもらった冊子に書いてあるな〜」程度の認識だったのですが、使わなかったのを後悔するほど、第二子出産時にはフル活用して本当に助かりました

産後ドゥーラの利用に際して助成が出る自治体も多く、せっかくサービスとして用意されているのに使わないのはもったいない!けど、いまいち何をお願いしていいか分からなかったりもしますよね。

今回は産後ドゥーラの利用体験談として、私が予約した時期や方法、実際にお願いしたことなどをご紹介したいと思います

Serena

怒涛の2歳差育児、産後ドゥーラさんのおかげで心の平穏が保たれたと言っても良いほど!
皆さんもぜひご活用ください♡


目次

産後ドゥーラとは?

産後ドゥーラは、出産後のママと赤ちゃんをサポートしてくれる育児と家事の専門サポーターです。

赤ちゃんのお世話はもちろん、上の子の対応ごはん作り洗濯掃除など、日常の家事も含めて幅広く手助けしてくれるのが特徴です。

助産師さんや保育士さんとは違って「家庭に寄り添う存在」として、ママの気持ちや体調にも配慮しながら無理のない産後の生活を一緒に作っていってくれます。

最近では自治体の助成制度も増えていて、利用する家庭も少しずつ広がっているようです。


港区の産後ドゥーラ助成金制度:料金は?いつまで利用できる?

東京都の中でもいくつかの区が産後ドゥーラの利用に対して助成制度を実施しています。

港区では、妊娠中〜子どもが1歳になるまでの間に60時間まで助成を受けることができ、1時間あたり1,000円(2/3/4時間の単位)で利用することができます!

Serena

2025年度から15→60時間、生後120日→1歳の誕生日前まで利用範囲が広がりました♪

対象の事業者は1社のみで、松が丘助産院という助産院に所属のドゥーラさんに依頼をすることができます。

(参考)港区産前産後家事育児支援サービス


産後ドゥーラ利用体験談

ここからは実際の予約〜利用の流れとサポート内容についてご紹介します。

利用方法:申請〜予約申し込み

港区では、産後ドゥーラの助成は家事代行と併せて「産前産後家事・育児支援サービス」という形で提供されているので、安定期に入った頃に申請しました。

Serena

申請は港区の公式LINEから簡単に行うことができました♪

松が丘助産院のホームページを見ると、希望路線を選択するとドゥーラさんの候補一覧が出てきて、その中から依頼したいドゥーラさんを選択、メールフォームに入力するとドゥーラさんに連絡が行くシステムになっていました。

メールフォームには、ざっくりとした希望日希望時間帯(午前・午後・どちらでも)、希望内容を入力する場所などがありました。

私は上の子の保育園のお迎えをお願いしたかったので、平日の夕方来てもらえそうで料理が美味しそう、自分や子どもと相性が良さそうな方を選んでみました。

依頼時期については悩みましたが、産後2歳の上の子がいる中でワンオペになりそうで、保育園送迎などかなり危機感を感じていたため、だいぶ早すぎるかなとは思いつつ妊娠6ヶ月ごろに連絡をしました。

メールは5人まで一括送信できますが、妊娠中早めに動いたことで1人ずつ余裕を持ってやり取りをすることができ、2人目に連絡したドゥーラさんに産後週1〜2回来てもらえることが決まりました。

Serena

ドゥーラさんは直前だとなかなか予約が取れないと聞いていたので、早めに動いて良かったです!

事前プランニング・上の子との顔合わせ

ドゥーラさんには、サポートに入る前の妊娠8ヶ月ごろに産後プランニングに来ていただきました

プランニングの費用は1時間程度で2,500円。こちらは自費で支払いました。

出産(計画分娩、自然分娩など)
退院後の予定(家族のサポートの有無、上の子の予定など)
どのようなサポートが必要か

当日はこういった事情を伝えた上で、サポート内容と日程を相談しました。

Serena

上の子とも顔合わせをして慣らすことができて良かったです。

実際のサポート内容:作り置き・上の子対応も

私は週に1〜2回、1回3時間で下の子の沐浴上の子の保育園お迎え食事作りをお願いしました

タイムスケジュールはこんな感じ。

15:00〜17:00 食事作り
17:00〜17:30 上の子の保育園お迎え
17:30〜18:00 赤ちゃんの沐浴

調理は宅配スーパーなどで事前に私が食材を用意しておき、当日相談して家にあるもので作ってもらいました。

約2時間の調理でメイン2日分+副菜やスープ3〜5品ほど作っていただけました。

ある日の一例*

別の日の例*

食事作りを始めにするとお迎えの後時間が余ってしまったので沐浴を始めにしてもらったり、食材の少ない日は買い物もしてもらったり、保育園のない日は丸々3時間調理、など臨機応変に対応いただけました。

3時間調理の日*

Serena

いつも野菜が一杯で、自分で作るのが億劫な常備菜を作ってくれるので本当に助かりました!

港区の60時間助成だと3時間のサポートを20回受けられる計算になるのですが、私は出産直後は3日連続、産後2ヶ月間は週1〜2回の利用で10回以上利用し、残りは1〜2ヶ月に1回来てもらう形にしました。

支払いは現金orPayPayだったので、これを機にようやくPayPay導入しました(笑)

産後ドゥーラを利用した感想

二度目の育児とはいえ、ワンオペだと話し相手もいなくてメンタルがブレブレだったのですが、「今日は1ヶ月健診でした〜」「上の子から風邪もらっちゃったんです…」等日々のことを報告するだけでも気持ちが落ち着き、毎週定期的に見守ってもらえることが心の安定剤になっていました。

私の来ていただいたドゥーラさんは赤ちゃんや上の子のことを本当に可愛がってくれ、産後ママの取り扱いも熟知しているからか(?)何を話しても否定的なことは言わず、母親である私のこともいつも何でも褒めて下さるような方だったので、来てもらう度に前向きな気持ちになれました。

ドゥーラさんとの相性は大事ですが、食事作りや沐浴だけでも本当に助かるので、なんで一人目で使わなかったんだ〜と後悔しました!

Serena

私は助成対象の60時間を一人の方に来てもらいましたが、上の子も下の子も成長を見てもらえてとても良かったです◎

***


おわりに

今回は、港区での産後ドゥーラの利用体験談をご紹介しました。

料理や上の子の対応、そして私自身のメンタルケアに想像以上にとても助かったので、ワンオペ育児をするママが多い日本でも産後ドゥーラさんがもっと浸透すると良いなと思っています。

予約のハードルがあったり相性の良いドゥーラさんとは巡り合わせになりますが、ぜひ利用してみてくださいね♪

Serena

産後頼れるサービスは使い倒しましょう♡

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