【体験談】山王病院&山王バースセンター出産費用まとめ|実際の自己負担額も公開

山王病院と山王バースセンターの出産費用と自己負担額は?

東京の「御三家病院」「セレブ病院」として知られる山王病院&山王バースセンター。

出産を検討する際、費用が気になる方も多いですよね。とはいえ、実際の金額はネット上にあまり情報がなく、不安に思う方も多いのではないでしょうか。

私は第一子を山王バースセンター、第二子を山王病院で出産しました。
今回は、私が実際に両院での出産で支払った金額を体験談としてご紹介したいと思います

Serena

ご参考までにどうぞ☆

※費用は2023〜2025年当時のものです。最新情報は病院へご確認ください。


目次

第一子:山王バースセンターでの出産費用(2023年)

入院日数と部屋タイプ

  • 入院日数:延べ7日間
    (通常5泊6日+延泊1日)
  • 部屋タイプ:「II
    (一番コンパクトなタイプ)
  • 差額室料:31,000円/日

入院費用総額

  • 基本費用:100万円~
  • 延泊費(1日):約8万円
  • 無痛分娩麻酔代:28万円
  • LDR室使用料(1日):2.5万円
  • 入院費用合計:約140万円

助成金を引いた自己負担額

  • 出産育児一時金:42万円
  • 出産費用助成金(港区付加金):31万円
  • 助成金合計:73万円(42+31万)
  • 自己負担額合計:約67万円(140−73万)

1人目の出産は、1日延泊をして産後ゆっくり病院で過ごしました。

山王バースセンターの病室は「I」と「II」の2種類があります。
それぞれの基本の概算費用はこちらでした(正常分娩・5泊6日の場合)。

  • タイプ I(約25m2、応接セットとミニキッチンが付いた広めタイプ)
    室料:41,000円/日、正常分娩費用106万円~(6日間)
  • タイプ II(約16m2、コンパクトなタイプ)
    室料:31,000円/日、正常分娩費用100万円~(6日間)

ここに、無痛分娩の麻酔代28万円、LDR室使用料の2.5万円/日、延泊費、処方薬などの諸々が加わり、総額は約140万円でした。
出産育児一時金と港区付加金を引いた自己負担額は約67万円でした。

ちなみに、時間外や休日加算などの場合はさらに20~30万ほど追加になります。


第二子:山王病院での出産費用(2025年)

入院日数と部屋タイプ

  • 入院日数:延べ5日間
    (通常4泊5日[経産婦])
  • 部屋タイプ:「D
    (2番目にコンパクトなタイプ)
  • 差額室料:42,000円/日

入院費用総額

  • 基本費用:約110万円~
  • 無痛分娩麻酔代:28万円
  • LDR室使用料(1日):2.5万円
  • 入院費用合計:約140万円

助成金を引いた自己負担額

  • 出産育児一時金:50万円
  • 出産費用助成金(港区付加金):31万円
  • 助成金合計:81万円(50+31万)
  • 自己負担額合計:約59万円(140−81万)

山王病院の病室は、広い順に「A」「C」「D」「E」の4種類があります。
それぞれの基本の概算費用はこちらでした(正常分娩・5泊6日の場合)。

  • タイプ A(約66m2、応接室・4脚テーブル・キッチン付き)
    室料:180,000円/日、正常分娩費用224万円~(6日間)
  • タイプ C(約36m2、4脚テーブル・ミニキッチン付き)
    室料:70,000円/日、正常分娩費用148万円~(6日間)
  • タイプ D(約28m2、2脚テーブル・ミニキッチン付き)
    室料:42,000円/日、正常分娩費用128万円~(6日間)
  • タイプ E(約20m2、デスク付き)
    室料:36,000円/日、正常分娩費用123万円~(6日間)

無痛分娩の麻酔代やLDR室使用料はバースセンターと同じ、時間外加算や深夜加算についても同様でした。

経産婦は入院当日の計画分娩で、通常入院日数は5日間だったので、延泊した初産のときよりも病院の滞在期間はだいぶ短くなりました。

少し広めの部屋タイプを選んだので差額室料は高くなりましたが、前回から出産育児一時金が増額し(42→50万)、総額と自己負担額は1人目と大体同じになりました。


直接支払制度と退院時支払いについて

なお、出産育児一時金は「直接支払制度」を選ぶことができ、希望すると退院時の支払額から自動的に一時金の金額が差し引かれます

「直接支払制度」を利用しない場合は後日、自分で健康保険組合に申請する必要があります。
少し手間ですが、クレジットカードのポイントが付くなどのメリットがあります。

分娩予約の際に一時金として20万を支払ったので、入退院時に窓口で支払った額は山王バースセンター約78万、山王病院約70万でした。支払いはクレジット利用可能でした。

Serena

自己負担額と病院の窓口で支払う金額は少し違います。


まとめ

今回は、私が実際に山王病院と山王バースセンターでの出産にかかった費用をご紹介しました。

項目山王バースセンター山王病院
入院日数7日間
(延泊1日)
5日間
部屋タイプII(31,000円/日)D(42,000円/日)
基本費用100万円〜(※6日間)128万円〜(※6日間)
無痛分娩28万円28万円
LDR室2.5万円/日2.5万円/日
入院費用合計約140万円約140万円
助成金合計73万円81万円
自己負担額約67万円約59万円
Serena

入院時期や入院日数・室料は違うのですが、両方とも偶然同じくらいになりました!

今回ご紹介した金額はあくまで私の場合ですが、「ざっくりこれくらい」という目安にしていただけたらと思います。

これから出産を考えている方の参考になれば嬉しいです♡

※上記は出産当時の情報ですので、最新情報は病院へご確認ください。

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